NY旅行振り返り日記-9/22その2

14時からはこの旅行2度目のBEです。
去年見たBEにはそこまで感動しなかったので、
今回もBEを2度見ることはないだろうなぁと思っていました。
Willさんをもう一度見たいけど、主役ではないから、
そこまでいいと思わなかった作品を
それだけの理由で見るのはどうかなぁと、
何を見るかシミュレーションしているときには思っていたのですが、
妹がすごく気に入ったし、
私も日曜日の感動がまだ残っていたので、すごく期待していました。

席はB1,3。
私は通路側に座りました。
以前、B7に座ったことがあったけど、
サイドブロックは数席ずれるだけで全然視野がかわりますね。
前に何も障害物がないので、今回もよく見られそうです。

そうそう、レストランから急いでタクシーに乗って
劇場に入ったので、キャストボードを見忘れていました。
席に座ってすぐにPlaybillを確認。
ほっ。この日もWillさんは出演です。
子役はBillyがオーストラリアでこの役をやっていたDayton Tavaresと、
MichaelがMary Poppinsに出演していたNeil McCaffrey。
Small Boyは前回と一緒でしたが、
Bebbieは前回と違うGeorgi Jamesでした。

続きは異様ーーーに長いので、隠しておきます。

 


映像が流れ、いよいよスタート。
Minerたちと一緒にWillさん出てきました。
他のMinerたちとがっちり握手する姿がオトコマエです。
そしてやっぱり町の女性との関係が気になる。
この人、他のMinerたちとはそこまで親しそうじゃないのに、
Tonyとだけは親しく喋ったり、ハグしたりするんですよねぇ。

MichaelがBillyと喋るシーン。
あれ、違和感…。
Michaelが全然Geroge訛りじゃないんだけどー。
逆に聞き取りやすくていいんだけど、
一人最後まで訛りがイマイチで、浮いている感じでした。
そしてBilly。
もう最初の台詞から気になったんだけど、ずっと怒ってるんですよね。
え?今のシーンで何か怒るところあったっけ?と思うぐらい
イライラしていて、こちらも違和感でした。
ダンスもちょっとしたポーズの取り方が「こなれた」感満載で、
前回のBillyの控え目な感じとか、ピュアな感じが全然ない!!
このBilly、嫌いかも…。

いやいや、気を取り直してWillさんです。
作業着から、ストが始まって私服になるところは
やっぱりWillさんいないと思いました。

で、Minerたちがはけたところでトラブル発生。
最初のところから、なんか音響が悪いなぁ、
ハウリングみたいな音が時々鳴って、
もしかして今日一日こんな感じだったらやだなぁと思っていたのですが、
「音響トラブルのため、一旦とめます」とアナウンスが入りました。
でもそれがMinerたちへの応援みたいになっていて
「私たちはいつでもあなたたちの味方です」と締めくくられていました。

3分ぐらい間があって、再開。
下から家のセットが出てきます。
あーーー、ここでもBillyがイライラした話し方なんだけど。
いや、確かにここはグランマの世話が大変なところなんだけど、
もっとBillyは健気なんだよーーー。

なので、もう今日は完全にBillyを見るのをやめて、
Willさんと他のキャストを見ようと決めました(笑)

まずここは、Willさんがブーツをテーブルから降ろされて、
でもそれをもう一度置きなおすときの顔と、
ブーツを履く動作がややゆったりなのがツボです。

そしてshine。
ボクシングシーンからのシーンでも
やっぱりBillyが好きになれなかったので、この日は先生に注目。
近くで見ていたのもあるけど、改めて注目してみると、
メイクだけでなく、すんごいインパクトありますねぇ、この先生。

場末感って褒め言葉じゃないんだけど、

そういう雰囲気の中に、母の愛みたいなものがあって、

この2回の観劇ですごく好きになりました。

シーンを飛ばしてSolidarity。
待ってましたよ、このシーン!!
完全に子どもたち無視して、大人ばっかり見てました。
そして気づいた。
Willさん、このシーンで他の誰よりも動きが一生懸命なんですよ!!
今までWillさんしか見ていなかったので気づかなかったのですが、
チラっと他の人を見たら、Willさんより動きが小さい。
そう、Willさん、最初から最後まで全力投球なんですよ。
叫ぶのも、子どもの腕を自分の袖に通して
バレエ的な動きをするのも、
こん棒で床を叩くのも(これが一番動きが激しかった)
自分のソロでもないし、大衆の中の一人なのに、
手を抜かないWillさんに感動しました。

Willさんって、まだ数回しか見たことないですけど、
演技とか歌いとかがぶれない、というか、
サンディエゴで3回連続で見たときも思ったけど、
気分屋じゃないんですよね。
毎回きちっ、きちっ、と演技をしていて、
あー、今日はちょっとダメだな、とか、
反対に今日はすごすぎる、とか、思うことがなくて。
もしかしたらRENTのときはあったのかもしれないですけど、
私が見た限りだと、毎回一定のレベルを
保てる人なんだなぁという印象なんですが、
(SDのときは、オープン翌日からの3回だったので、
観客のリアクションを確かめるために、
演技そのものをかえている部分はありましたが)
その一定の演技が、アンサンブルのパワーを圧倒的に
越えているということがわかって、
ますますWillさんのファンでいようと思いました。

で、この曲の間は、Willさんがどう血のりを
つけるのか一生懸命観察していたんですけど、
しっかり他のMinerたちに隠れていて、全然わかりませんでした。
一瞬しゃがんで、すぐ立ち上がるあの間の
どこにどううまく塗るコツがあるんでしょう。練習したのかな。

あー、やっぱりこのシーンは何度見ても面白いですね。
BEのなかで一番好きな曲です。

ただ、このあとのBillyとMichaelとのシーンなんですけどね。
あちゃー、この2人、それぞれダメなところがあるけど、
息さえも合っていなくて、
Express Yourselfが全然楽しめなかった…。
あまりアイコンタクトをしていなくて、
息を合わせようという努力も見られなくて、
仲悪いのかなぁという印象でした。
次のThe Letterもぜーんぜん感動できず。
ただBorn to Boogieは、
縄跳びを一度もひっかからず踊りきったのは初めて見ました。
ダンスはかなりうまいんだろうなぁ、このBilly。
ただ他のシーンでは、他の子がやっていない振り付け、というか、
余計にまわったり、ちょっとポーズとったりと、
いや、上手いのはわかるんだけど、
このシーンでのBillyはまだ下手な設定だから、
そういうことしなくてもいいのになぁとも思いましたが。

話は前後しますが、Tonyが一人で警官に向かっていくところ。
ここもいつも息ができません。
続いてBillyがオーディションにいけなくて、
先生が怒鳴り込んで来るのに対して、
Willさんが噛み付くところとか、
席の位置的に、Willさんの表情が日曜日ほど見えなかったんだけど、
Fワードが聞こえました(笑)
そうそう、去年見たときはFワードが10回以上聞こえたんだけど、
日曜日は全然聞こえなくて、
あー、さすがにFワードの連発はやめたのかなぁと思ったんだけど、
この日は全体で3回だけ聞こえました(笑)

Angry Dance。
すみません、ここもバックばかりに注目していました。
バリケードを持ってる警官の数がちょうど大人の人数と同じだったので、
お、Willさん、ここにも出てたんだ!ということに気づき、
ひたすらどれがWillさんかを探していました(笑)
ヘルメットをかぶっていたから、結局わからなかったけど、
でもきっと一番一生懸命叩いているのがWillさんなんだと思います。

後半のクリスマスのシーンは、
Willさんが出演者の小さな女の子に声をかけていたのが印象的でした。
で、やっぱり一番最初にはける(笑)

そしていよいよWillさんの見せ場(?)の
Dadがストをやめ働きに行ってしまうところ。
歌詞を以前は完全に台詞として言っていたけど、
今回の旅行で見た2回ではほんの少しメロディーに乗せてましたかね。

皆がBillyのためにカンパしてくれるシーンは
以前から働いていた人からお金を渡されたときに、
とにかく怒りまくって、その迫力に劇場が
いつも通りシーンとなっていたんですけどね。
なんと!!私の前にいた女の子2人組のうち一人が
お菓子をポリっと食べまして。

えーーーーーー。
この張り詰めた空気のなか、お菓子!?
しかもパリって、映画見てるんじゃないんだからー!!

というアクシデントもありましたが、
怒りをコントロールできず外に出て行ってしまう走り方が、
やっぱりちょっとおっさんで、
こんなシーンなのに、クスっと笑ってしまいました。
ごめんね…。

Electricityまでのくだりは、

Billyの台詞がやっぱり不機嫌一本調子で、うーん、という感じでしたが、
ダンスは、特に回転するところ(?)は
これまで見た誰よりも上手くて、見とれてしまいました。

合格通知のシーン。
ここの、Tonyが階段をのぼったり、おりたりする動きは
あまりおっさんじゃなくて安心しました(笑)

そして最後のカーテンコール。
いやー、もう、私ここだけ3回ぐらい繰り返してみたい。
Willさん、超楽しそうですよねぇ。!
ただきっと日曜日のBillyとの方が好きなのかな。
日曜日はBillyに早く着替えろーみたいな感じで、
檄を飛ばしていたけど、今回はスルーしてました(笑)

そしてやっぱりカーテンが下がっている間にtutu脱いだ(笑)
チュチュ嫌いなんですかねぇ。
あと2秒ぐらい我慢すればいいだけなのに!!

ということで、Billy以外に注目した観劇は終了。

Billy、Michael、Debbieの3人は断然前回の方が良かったのですが、

まぁそういう巡り合わせもありますよね。

終わったあとは、またSDに行ってみました。
そうしたらなんと!!
「今日どのあたりに座っていた?」と聞かれて
「2列目にいました」と答えたら、
「やっぱり!!ステージから見つけたよ」と。

<3 <3 <3

いや、日曜日は目が合ったかな?と思ったことが
何度か合ったんですが、
この日はそれがなかったんですよ。
でもステージから見つけてくれたとは。

あと、Willさんが一度だけ
日本の地に足を踏み入れたことがある、
ということがわかってよかったです。

…ですが、この日、結構人が多かったので、
Willさんと超至近距離で話していたため、
かなり上を見上げる感じで喋っていたのですが、
あー、背が高いなぁ、カッコいいなぁと思っていたら、
Robin And The 7 Hoodsについて現況を聞くのを忘れました(苦笑)

このあとはスタバでまったりして、
Promisesの歌詞を再度読んで、
American Eagleで昨日から気になっていた
ダウンジャケットを買って、最後の観劇に向かいました。
ちなみに、Willさんと会った直後はなぜか足の痛みが消えまして(笑)
すごい力です。


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