NY旅行振り返り日記-9/19その2

足元がふわふわしたまま、6番に乗り込み、
一旦Times Sq.に戻り、マチネで見るA Little Night Musicの
チケットを買いに行きました。
これ、Student Rushが出ているので
妹の分はこれで買おうかと思ったのですが、
バルコニー席3階しかなかったので、普通にディスカウントで買いました。
(時々、かなりいいオーケストラ席をStudentで売ってくれるみたいですが)

15時のマチネまで結構時間があったので、
5th Ave.に行き、ちょっとブランドのお店を見て、
そのあと明日の野球観戦に備えてアバクロに
パーカーを買いに行きました。

想像以上にNYの夜は寒く、特にPromisesを見た
金曜日の夜はStage Doorにいたときに、
足元がすごく冷えたので、あたたかいパーカーを購入。
これは野球観戦以外にも、観劇中のひざ掛けとしても大活躍でした。

そして15時からALNM。
あらかじめCDを買って予習をしていたのですが、
単語が結構難しかったので、細かい単語は追わず、
とりあえずストーリーの流れだけ把握しておきました。

正直、CZJが出ていたときはあまり興味がなかったのですが、
CDを聞いたら、結構好きな作品の雰囲気かも、と思ったのと、
リプレイスがBernadette PetersとElaine Stritchという
あまりの豪華さ、かつ、友人にこれは観るべき!と
強く勧めてもらったので、見ることにしました。

Walter Kerr Theatre
N7
$79
BOにて購入

この作品はやっぱり白人ご高齢率高め。
なので、決して騒がしくないんだけど、
周りの期待値の高さが聞き耳を立てていると伺えました。
しかもこれ、Playbillがカラーです。
やっぱりこのリプレイスは特別なんですね。

劇場が暗転し、カルテットが出てきて歌うところからテンションあがります。
俳優がセットを移動させるのも、「生」で芝居を観ている感が出て好きです。
そしてやっぱりこの作品はBernadette Petersでしょう。
正直、Elaine Stritchさんがどの程度素晴らしいのかは、
まぁあまり出演シーンも多くなかったし、
ずーっと車椅子の上なので、私の中では消化ができなかったのですが、
Bernadetteの素晴らしさは、もう十分に体感できました。

というか、あの聞いていたアルバムはなんだったんでしょう。
レベルが違うとか、比較するのが申し訳ないぐらいBernadetteが素晴らしい。
歌い上げるわけじゃないんだけど、
上手い人っていうのはこうやって「抑えて」歌っても、
派手さがなくても、スゴイんだな、と感じました。
そして間とか、コメディ的な大袈裟な表情や話し方が、
とにかくバランスがいいんですよね。そして自然。
いや、大袈裟な部分はたくさんあるんだけど、
それが必然であると感じるというか、違和感がないというか。

あと、Petra役のLeigh Ann Larkinさんが結構好きでした。
ついつい舞台に出てくると目が行ってしまうというか。

妹が観終わったあとに「ホンモノだね」と言っていたのですが、
まさにその通りだと思いました。これこそ、本物の舞台。
周りも、インターミッションから絶賛の嵐でした。

これはほんと、観てよかった。

見終わったあとは一旦ホテルに戻りBEに備えました。

 


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2 thoughts on “NY旅行振り返り日記-9/19その2

  1. 1週間後に迫ったNY旅行、最終観劇は"A Little Night Music"にしました。CD買って予習しましたが、単語を調べるだけでかなり時間を要しました。今週BSで放送された「夏の夜は三たび微笑む」を観たので、かなり雰囲気はつかめたと思っています。ソンドハイムの作品もBernadetteさんも初めて観るのでとても楽しみです。

  2. >Megさん
    これ、単語難しいですよねー。でもただ「聞く」だけでもすばらしいので、最後の観劇にこの作品を選ばれたのは正解だと思います!
    Bernadetteさん、目に焼き付けてきてください!そしてこれを見たら、キャストアルバム聞けなくなりますから(笑)

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