NY旅行振り返り日記-9/17その3

2日目の観劇はPromises, Promisesです。
最初はCheno目当てで見に行く予定でしたが、
トニー賞でのSeanさんの司会っぷりに惚れて、
最終的にはSeanさんが見たい！という気持ちに変わっていました。
映画で予習して、CDも買って予習していたのですが、
結構CDが私好みだったので、とにかく期待していました。

Broadway Theatre
U3
$79.50
BOで購入

買うときにSeanとChenoは今日出ますか？と聞いたら、
出るよーと教えてくれました。
事前にネットで席を探していましたが、
F列の端っこのほうとか、センターだとS列以降しかなかったので、
BOで購入してみましたが、出てきたのはU。
ここがベストだといわれました。
でも結構センターに近くて、かつ通路側だったので、
ステージ全体が良く見えるいい席でした。
この劇場って広いから前じゃないとダメかもと思ったけど、そうでもなかったかな。

クローズが発表された直後でしたが、
Shrekよりは入っていたと思います(笑)

このショーは、もうSean on stageという感じで。
彼の芸達者ぶりがもう際立って際立って、
Chenoがおまけなんじゃないかと思うぐらいでした。

Seanがほぼ出ずっぱりで主演かつストーリーテラー的な
役割を持ってを進めていくのですが、
客席に話しかけるタイミングとか、間とか、もう最高です。
ただテンションが高いだけじゃなく、
お客さんとの呼吸がぴったり、という感じで、
とにかく台詞を発したり、表情を作るタイミングが絶妙なのです。
自分の心の中を言葉にするところなんて、毎回爆笑でした。
こんなに笑った作品はいつ以来だろ。
Seanさんってテレビの人、というイメージがあって、
テレビの人がB’wayに出て客寄せなんだろうなぁと思っていたのですが、
もうそう思っていたことが申し訳ないと土下座したいぐらいです。

台詞も比較的わかりやすくて、かつ、言葉遊びみたいな部分もたくさんあって、
もちろん(もちろんと書くのは残念なんだけど)わからない部分も多々あったけど、
脚本も面白いなぁと思いました。

かつバックのダンスがまたこれが豪華で。
オープニングからダンスが楽しめます。
オープニング早々にある、飲みに行くシーンのダンスも好きだったなぁ。
脇役もまた個性的で会社の先輩社員4人組もすんごいいい味出しています。
あ、あと、Katie Finneranさんは完全に2幕は持って行きます。

Chenoは、本人のイメージと役のイメージがちょっと違ったけど、
でもChenoのFranが確立していた気がします。
そうそう、Seanさんのアドリブがすごいみたいで、
Chenoが笑って台詞を言えなくなったところが3回ありました。
ひとつは病院での会話。
もうひとつはI’ll Never Fall In Love Againの途中。
Seanがとんでもない音でギターを弾くんだけど、
そのSeanのリアクションにChenoが歌えなくなっちゃって、
コンダクターがちょっと戸惑ってました(笑)
あともうひとつ、どこかあったんだけど、忘れちゃった。
あまりにChenoがはまっちゃったもんで、客席もやんややんやの拍手でした。

Chenoが歌がうまいのはもちろん知っていましたが、
Seanさんの歌も聞きごたえありでした。
ほんとに、あっちの俳優さんって多才だよなぁ。

終わったあとはもちろん出待ち。
Seanさんは一緒に写真を撮るのがNGでしたが、
こうやって近くで見られただけで満足です。

Stage Doorにいたお客さんが結構盛り上がりが良くて、
SeanがIncredible Audience!!と言ってくれました。

Chenoは写真にも、ファンの人との会話にもゆっくり応えていました。

どうもGleeを見て見に来た人が多かったみたいで、
近くの子が「Gleeであなたを見て、今日はじめてミュージカルを見に来た」
と言ったら、胸に手を当てて、「ありがとう」と言ってました。

↑お2人にサインをもらっちゃいました！

そう、どうも客席が作品の割りには若いなぁと思っていたら、
Gleeの影響なんですかね。
あとSeanさんも若い子に人気があるのかな。
私たちの前に座っていた女性二人組もSeanファンらしく、
Seanさんのかわいい動きのたびに反応していました(笑)

いやー、この作品は予想外のヒットでした。
見てすぐに、もう一度、今度はもっと表情が見えるところで見たい！
と思った作品です。