NY旅行振り返り日記-9/16その3

いつもなら着いた当日からミュージカルを見るのですが、
今回は初日にミュージカルがなかったので、
イマイチNYにいるっ!という感覚がなかったのですが、
やっと本番がスタートです。

最初に選んだのはLa Cage Aux Folles。
映画も見て、初演のアルバムもiTunesで聞いて予習しました。
ストーリーは簡単だけど、歌詞のひとつひとつもちゃんと聴きたくてね。

Longacre Theatre
N102
$66.50
BOで購入

Playbillにたくさん代役の案内が入っていたので一瞬びびりましたが、
主演の2人と、Robin(Jacob役)がちゃんと出ていたのでほっとひと安心。
代役だったのはEtienne、JacquelineとBabette役の3名でした。

座席はもうちょっと前が出てくるかと思って期待してBOに
当日買いに行ったけど、2人だとそこまでいい席は出てこないかもですね。
一人で、かつ定価で買えば、プレミアシートの放出があったかもしれないけど。
でも劇場自体が狭いし、遠いという感覚はありませんでした。
逆にセンターから舞台全体がちゃんと見えてよかったかも。
以前ネットでBの3,5というのが出てきたことがあったんだけど、
ここは買わなくて正解でした。
前のキャバレーテーブルとの段差がないし、
キャバレーテーブルのほうがイスが高いので、
多分舞台がちゃんと見られなかったと思います。

そういえば劇場に入る前に、劇場前で
ドラッグクイーンみたいな人がお客さんに話かけていたんだけど、
客じゃなさそうだし、なんだろうなぁと思っていたら、
しばらくして劇場内に入ってきて、客いじりを始めました。
男性のご高齢の2人組がいたら、この作品のカップルとおんなじね、と言ったり、
この作品は15時間ノンストップでインターミッションがないと笑わせたり、
他にも今日が記念日の人に手を挙げさせて、お祝いをしていました。
結婚60周年記念というところが一番盛り上がったかな。

この人が観劇中の注意などを言って、ショーがスタート。
この作品はなんといっても、Les Cagellesのダンサーたちでしょう。
彫刻みたいな筋肉で踊るダンスと、個性豊かな表情。
彼女たち(彼たち?)から目が離せませんでした。
男性だからハードなダンスも決まっているし、
でも女性的なきれいな動きもまた見ごたえがあるし、
なんだか一石二鳥な感じがしました。
特に一番背の高かったTerry Lavellさんかな。
この人は本当に見ごたえがありました。
鳥かごの中で踊るシーンなんか、周りからため息が出たほど。

主演のGeorge役のKelsey Grammerさんは
ベテラン!という感じですごく安心感があったんだけど、
この日は体調が悪かったのか、歌を歌うときの声が小さかったのと、
風邪のせいで耳が聞こえていなかったのか音がずれていて、
Albinとのハモリがイマイチよく聞こえなかったのが残念です。

Albin(Zaza)役のDouglas Hodgeさんもさすが!でしたね。
Broadwayデビューだけど、
本来はロンドンでこの役をやっていたわけだし。
この役ってどちらかというと大袈裟に演じるものなのかなぁと
思ったんだけど、彼のは思ったより平坦、いや、平坦っていうのはおかしいな。
感情を抑えた演技がよりグっとくる感じでした。
I Am What I Amがやっぱり一番良かったです。

Robin De Jesusは、もう一人楽しみだった俳優さんだったのですが。
あらー。ちょっとこれは期待が高すぎたかな。
熱演ではあったんだけど、ITHみたいに客の注目を
かっさらうほどの魅力がなかったんですよね。
Robinはこんなもんじゃない、と思っていたら、作品が終わっちゃいました。
拍手も心なしか少なめ。不調だったのかな。

そういや、04年のリバイバルのとき、
Jean-MichelってGavin Creelがやってんたんだー。
それもちょっと見てみたかったかも。

いやー、これは作品がいいですよね。
ストーリーもキレイだし、ダンスは見ごたえがあるし。
この作品を最初に持ってきて良かったです。
やっとエンジンがかかりました。

終演後は特に出待ちはせずに、何か食べたいねーということになり、
NY MustなJunior’sに行ってチーズケーキと
コーヒーを頂いて帰りました。

その前にForever21の前を通り、
噂の大きなモニターを見てきました。

この中に私たち映ってます(笑)

Junior’sで私が選んだのはクランベリーのチーズケーキ。
妹がDevil’s Food Cheesecakeを頼んだんだけど、
あまりの大きさに、両隣のお客さんが何それ!と話しかけてきました(笑)

チョコの部分がおいしかったけど、さすがに食べ切れなかったです。
一応お持ち帰りしたけど、その後一度も手をつけず、
ごめんなさいしました。


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4 thoughts on “NY旅行振り返り日記-9/16その3

  1. Heatherさんの言うとおり、La Cageはストーリーがきれいで、しかも歌・音楽・ダンスのパフォーマンス面でも堪能できるし、「ミュージカル観たなぁー」としっかり満足できる作品ですよね!ダンサーたち、見ごたえありますよね。男性と女性の良いところを合わせ持っていて。
    それにしても、Junior’s。妹さんのDevil’s Food Cheesecake、何ですか、これは!?(笑)クランベリーチーズケーキが小さく見えるって相当な大きさですよね!?うわー、今度挑戦してみたいです!

  2. 今シーズンはプレミアシートが多すぎるし、直前になってもなかなか一般価格にしてくれないので、日本から事前にチケットを買おうとしてもいい席が本当にないですよね。そんな中、何度もサイトでチェックしていたらLa CageのB列111が出てきたので焦って買ってしまいました。なのに、前が見えにくいかもしれないのですね。よかった知っておいて!お尻の下に敷く物でも持って行きます。
    私のときも主役の二人が代役じゃないことを祈ります。最初は木曜にしようと思ったのですが、Kelsey Grammerさんがドラマで共演したDavid Hyde Pierceさんが木曜に"La Bete"の初日なので観に行っちゃうかも?と読んで前日にしてみました。深読みして失敗しないといいけど(苦笑)。

    Devil’s Food Cheesecakeすごいね~。
    全部食べたら胸焼けしそう!

  3. >kanaさん
    滞在中はお世話になりました。
    La Cage、ほんとに見ごたえありますよね。さすがにトニー賞を3回獲るだけあります。
    このDevil’s Food Cheesecakeすごいですよね。おいしかったんだけど、多すぎた!3人ぐらいでシェアしてみてください。値段は他とほとんど同じだったかな。

  4. >Megさん
    センターオーケストラだとどうでしょうねぇ。キャバレーテーブルに大きい人が座っちゃうと、少し邪魔になるかもしれません。でもほんとに目の前で俳優さんたちを見られるので、うらやましいです。定価で買われたんですか?
    このチーズケーキ、でも結構おいしかったんですよ。お腹が空いていたら食べきっていたかも。

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