観劇メモ2

前回の観劇メモの続きです。
1幕の最後まで書ききります。
前回同様ネタばれ含んでいます。

P.Jのオフィスのシーン。
Marianはシカゴでトーク番組の司会をしていて、
シカゴを良くするための活動に熱心で、
P.Jを目のカタキにしているらしく、
近頃番組での叩き方が日に日に強くなっているらしい。
そんなある日、MarianがP.Jのオフィスを訪れて、
番組に出て欲しい、みたいな話をしに来るんだけど、
同じタイミングでまたクラブをP.Jの陰謀で閉店(休止)に
追い込まれたRobboもP.Jのオフィスにやってきます。
そこでRobboとMarianが初めて出会うのですが、
Marianは仕事一筋、シカゴ一筋で今まで恋愛を
したことがない役柄なんだけど、Robboに一目ぼれなのか、
P.Jに迫っている様子が良かったのか、これまでとは違う気持ちに。

そこでWhat Makes It Happenを歌うんだけど、
うーーん、Kelly Sullivanさん、歌がダメなのよねぇ。
特に高音部分。音ずれるし、声出てないし。
他の3人がうまいだけに、すんごいダメなのが目立つのよ。
音があまり高くないところはいいし、
演技は結構好きな感じなんだけど、歌が残念すぎる!!!

その次のシーン。
MarianがRobboのクラブにやってきます。
Marianがやってきた様子をセットの2階から眺める
WillさんとRobbo。
キレイな女性が来たので早速Willさんが目をつけるのですが、
RobboがP.Jのオフィスで見たことを思い出します。
ということは、P.Jのプロパティーか、という話をするんだけど、
だったらP.Jから奪ってしまおう!!と、Robboが彼女に近づきます。

だけど強気な彼女はRobboの定型句みたいな口説き文句は
サラっと流すし、一緒に踊ろうと言っても、
リードさせてくれません。(I Like to Lead When I Dance)
ここの振り付けというか、歌フリというか、結構面白かったです。

それから、P.Jに仕返しを考えるRobbo側の面々。
フラミンゴが休みのときに店に進入し、
金庫を破って、そのお金を頂こうと考えます。
でもただやるだけではすぐにバレてしまうので、
RobboとJohnが舞台で歌ってアリバイ作りをすることに。
舞台と犯行とを同時にやろうという作戦です。
Willさんは「人前では歌えない」と及び腰なんだけど、
「マティーニを何杯も飲んだあとだから誰も聞いていないよ」
と励ます(?)Robbo。
結局2人とも舞台に立つことに。

コーラスガールと共にLife is for livin’を歌います。
Willさんはステージに慣れていないという設定なので、
かなりドギマギしているってことはわかるんだけど、
ここの全体の振り付けがイマイチよくわからず…。
なんかバタバタしていて、見栄えも良くないし、
動きの意味も不明なんだよね…。
でも一旦RobboとJohnが歌って、一旦舞台からはけて、
(1階ではずっとコーラスガールが踊りっぱなし)
セットの2階で犯行が行われるんだけど、
コーラスガールのダンス、結構かっこよかったです。
で、犯行が終わるとまた舞台に戻ってきて、2人が歌って、
曲が終わると、2人が必死に「今日の舞台が良かったら、
いつ見たか、ちゃんと覚えて口コミしてね」見たいなことを言います。
アリバイはばっちり!?
そういえばここ、Willさんが聴診器を持っていて、
何でだろうと思ったんだけど、金庫にあててunlookされる音を聞いていたのね。

そして1幕の山場。
フラミンゴから奪ったお金、これをRobboが部下のWillieに託します。
そして見知らぬ人に使うように指示。
自分たちで使ってしまうとすぐにバレてしまうけど、
この街にもう一人大金を持っているギャングの存在がいる、
と思わせればいいんだ、という作戦です。

そこでWillieが目が見えない人だったり、
靴磨きだったりごみ処理をする人だったり、
決して裕福ではない人たちにどんどんお金を配っていきます。
(Walkin’ Happy)

で、ここがね。
お金を渡した人がどんどんWillieと一緒にタップを始めるんだけど、
主役の4人以外全員が出演してのタップダンスで、
これがもう圧巻なんですよ。
途中オケの音をなくして、タップの音だけになったり、
3グループに分かれて踊ったり、迫力がすごくてすごくて。
もちろん曲が終わった後はすごい拍手で、
ヒューという口笛やらも飛ぶぐらいの、大盛り上がりでした。

ちなみにこのWille役の俳優さん。
ITHのSonny(Robin)に似てて、
なんだか親近感沸いちゃいました(笑)

この慈善活動(?)ですが、Robin Hoodをもじっているのがここで、
本当は誰がやっているのか明かさない予定だったんだけど、
Willieの声が特徴的なので、すぐにRobboの手下だとばれてしまいます。
でも名前がわかってしまうとまずいので、
RobboではなくRobin Hoodがやっているんだ!!というのですが、
一応その会話は目の見えないトランペッターだけにとどまっていたはずでした。

…が、Marianの番組にゲスト出演したRobbo。
RobboとしてはP.Jにばれたらマズイので、
Robin Hood=Robboとは知られたくないのですが、
MarianがRobin Hoodってあなたのことでしょう、
とテレビで言ってしまいます。
その件でケンカをするのですが、
でもどこか惹かれあう2人(More Than Likely)
結局食事を一緒にする約束までしてしまいました。

これをクラブの控え室?キッチン?のテレビで見ていたWillさんと部下たち。
これでばれてしまったと慌てているところに、
P.Jたちがやってきます。
P.Jはテレビを見てきたよ、で、調子はどう?と聞くのですが、
AlanaやWillさんが昨日のことばかり話し始めてしまいます。
金庫破りがRobboたちの仕業だとわかったP.Jは
Willさんを連れて行こうとします。

そこでWillさん、何を思ったのか、ちょっと待ってと、
Alanaに「Will you marry me?」とプロポーズ!!
AlanaがYesと言ったら、即、Willさんは
これでひとつ片付いたから、行こうか、という雰囲気になるのですが、
P.Jの気が変わり、警察に片付けてもらうから、
お前は来なくていいと言います。

慌てるWillさん、喜ぶAlana。
Alanaは色々と話をしようとするのですが、
Willさんは「It isn’t good time」と取り合ってくれません。
あ、この台詞、TSOMYにもあった、と一人ほくそ笑む私(笑)
そしてWillさんは部屋を出て行ってしまいます。
プロポーズされたのに、一瞬にして放っておかれるAlana。
Alanaがここで男性アンサンブルを率いて、
Some Old Song and Danceを歌うのですが、
いやー、これがかっこよくて。
女性でここまでかっこよく歌える人って初めて見たかも。

場面はかわり、Robbo’sの前。
RobboがMarianを待っています。
本当は一緒に食事に行く予定だったんだけど、
Marianがいけなくなってしまい電話を入れたんだけど、
留守電に入らなかったのか、電話がつながらなかったのか、
結局直接いいに店まで来てしまいます。
でも最終的には一緒にいるんだし、食事に行こうか、という
話をしていたら、あのテレビ番組を見た市民たちが
レストランに駆けつけ、TVカメラまで来てしまいます。
一挙にヒーローになったRobbo。
Marianはそんな彼を見て、キス!!
そしてここで「Ain’t That a Kick in the Head」につながります。
おー、そうやってこの曲に入るのかーと感心。
市民も巻き込んで大盛り上がりするのですが、
警察が来てRobboは連行されてしまい、Act1終了です。

いやー、これ、結構おもしろいですぞ。
というか逆に既存の曲ばかりなのに、
うまくストーリーに入れているなぁという印象。
トイレに並んでいたときに周りの会話を聞いていたけど、
評価も上々でした。

ACT2は別記事にします。

 


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