今回の旅行のメイン、R7Hの観劇です。
ここサンディエゴでオープンしたのは、私が見た前日の14日。
そう、できたてほやほやのミュージカルでした。

できたて、ということは客席も8割ぐらいのお客さんの入りなのかな、
と思いきやフルハウスでした。
席はA列の107。真ん中から2つ、舞台に向かって左側にずれたところでした。

<ここからネタばれ含みます>


Cast
Robbo…..Eric Schneider
Little John…..Will Chase
Alana O’Dell…..Amy Spanger
Marian Archer…..Kelly Sullivan
P.J. Sullivan…..Rick Holmes
Willie Scarlatti…..Jeffrey Schecter
Lieutenant Nottingham…..Adam Heller

Male Ensemble
Timothy J. Alex, Clyde Alves, Graham Bowen,
Andrew Cao, Aleks Pevec, Sam Prince,
Tally Sessions, Brian Shepard, Anthony Wayne

Female Ensemble
Cara Cooper, Paige Faure, Lisa Gajda, Stephanie Gibson,
Carissa Lopez, Vasthy Mompoint, Beth Johnson Nicely

Numbers
ACT1
Overture…..Orchestra
My Kind of Town (Chicago Is)…..Robbo & Ensemble
Come Dance With Me…..Girls
You Can’t Love ‘Em All…..Little John, Robbo & Girls
Call Me Irresponsible…..Little John & Alana
My Kind of Town (Chicago Is) (reprise)…..P.J., Sonny & Larry
What Makes It Happen…..Marian
I Like to Lead When I Dance…..Robbo & Marian
I Like to Lead When I Dance (reprise)…..Robbo & Marian
Life is for Livin’…..Robbo, Little John & Girls
Walkin’ Happy…..Willie &Ensemble
More Than Likely…..Robbo & Marian
Some Old Song and Dance…..Alana
Ain’t That a Kick in the Head…..Robbo, Marian & Ensemble

ACT2
Entr’acte…..Orchestra
(Love is) The Tender Trap…..Robbo
All The Way…..Robbo & Marina
Come Fly with Me…..Little John, Alana & Ensemble
Come on Strong…..Marian
High Hopes…..Lt. Nottingham & Robbo
Love is a Bore…..Alana
Come Blow Your Horn…..Little John, Willie & Hoods
All the Way (reprise)…..Robbo & Marina
Life is for Livin’ (reprise)…..Girls
Ring-a-Ding Ding…..Entire Cast

※全部で3度見ましたが、聞きとれないところは3度とも聞き取れず、
一部台詞が違っている可能性がありますが、ご了承ください。

劇場に入るとまず舞台につるされている「7」の電飾が目に入ってきます。
その後ろに、3段のフレーム。
現状見えるセットはそれだけ。
3段のフレームはRagtimeに似ていると思ったけど、
あれほど大掛かりではありませんでした。

この作品は同名のシナトラの映画を元に、
シナトラはディーン・マーティンの曲を使って作ったミュージカルです。
一応映画を見たのと、いくつか、この曲は使う、と書かれている
記事があったので、その歌詞は事前に読んでありました。
ただ、映画にない曲だったり、映画にはいない役名があったので、
映画とはだいぶ違うんだろうなぁ、という予想をしていました。

Overtureが始まると、7の電飾が上に収納されていきます。
そしてMy Kind of Townがスタート。
最初っから映画のメインの曲です。

Robboがフレームの中から出てくると、一人でこの曲を歌い始めます。
最初っから「化粧が濃い目だなぁ」なんて思ってしまいました。
いや、それがわかるぐらい、舞台が目の前だったものでね。

途中まで歌うと、フレームのカーテンが開き、全キャストが登場します。
おー、Willさんを2段目のやや右よりに発見。
パリっとグレーのスーツを着て、片手にはウイスキー。
一瞬Willさんってあんなに太ってたっけ?と思ったけど、
スーツのせいな気がしました。(他のシーンはそう思わなかったから)
隣はAmyさんです。
曲に合わせてメインキャストも歌フリがあり、
1階ではアンサンブルがRobboの周りで踊っています。
最初から全キャストでの歌とダンスで見ごたえたっぷりのオープニング。
これ、私が好きな感じだ、と思いました。

Robboが経営するRobbo’sというクラブと、
P.Jが経営するフラミンゴというクラブは隣同士。
ゴミ捨て場は共有しているのですが、
どちらも相手のクラブをよく思ってはおらず、
やり方の汚いP.Jは頻繁にRobboのクラブを、
警察とのコネクションを使ってつぶしにかかります。

オープニングナンバーが終わってすぐのクラブのシーン。
ここで早速Robboのクラブが閉鎖に追い込まれます。
Little Johnがなんとかしてくれるはずだけど、
彼は今、ここにはいない。
きっとコーラスガールのことを追い掛け回しているんでしょ、と言うせりふから
Willさんの役の設定が「女の子好き」ということがわかりました。

コーラスガールのステージでナンバーが終わると、
Willさんが袖口でコーラスガールを待ち構えています。
ここはブルーのスーツ。
このスーツが一番好みでした。
Blue Eyesにブルースーツ。たまりません。
コーラスガールに愛想良く手を振るWillさん。
まさにお尻を追いかけている、というような感じでした。

そこにRobboが登場し、ガールフレンドがいるのに、
見たいな事を言いますが、Little Johnは聞く耳持たず。
着替えが終わって出てきた女の子に声をかけています。
するとそこに、ガールフレンドのAlana(Amy Spanger)登場。
必死にコーラスガールと話していた内容をごまかそうとします。
ここで声のトーンがまじめ風に変わるんだけど、
その声を張ったかんじが好きでした。
あとここのドタバタ感というか身振り手振りが、
Rogerのときの動きとなんか似てるなぁという感じでした。
やや神経質な感じの細かい動きでした。

そしてここで最初のWillさんの曲。
You Can’t Love ’em All。ディーン・マーティンの曲ですね。
歌いながらAlanaから逃げたり、Robboの制止を振り払ったり、
コーラスガールについて行ったり、なかなか動きがかわいです。
そしてこの曲、結構低音が多いんだけど、
その低音を歌っているときのWillさんの声が最高に素敵でした。
低音ですごく響くんですよ。
全部の曲の中で、ここのWillさんの声が一番好きです。

続くシーンでは、Alanaに「Irresponsible」と言われますが、
ご機嫌をとるべく、I’m irresponsibly mad for youなんて歌います。
この曲は歌い上げる系だったんですが、ビブラートが超キレイでした。
あー、Willさんの歌声を生で聞いていると実感。
CDで声がいいのはわかっていたけど、ここまで素敵だったとは。

そう、今回のWillさんの役。

Robboの兄貴分っぽい感じではあるのですが、
Alanaには完全に押されているかんじがかわいかったのと、
時々ずれた発言をするのが、ちょっとこれまでの役とは違うのかな、
と思いました。
他の役、実際に見たのはTonyしかないんですけどね。

って、まだ3曲目なのにすんごい長いエントリだ。
続きは改めて。


Related Posts

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *