SF&SAC旅行 RENT2/7(日)ソワレAct2

それでは最後のAct2。

SOL
・Gwenの調子がやっぱりあまり良くない。
でも声を絞り出す気力が伝わってきた。
渾身とはまさにこのこと。
・Adamの手拍子は一貫して控えめ。
他の人のRogerはもっとノリ良く手拍子しているのに、
なぜAdamのはこういう手拍子なのか、すごく聞いてみたい

HN
・あー、この「ピョコン」ももう見られないのかー。
・この直後のdustのdの音が好き(笑）
RENTのstuckもそうだけど、ちょっと溜めて、それから跳ねる感じ。
・暗転中、AdamとMichaelがお喋り。最後の最後まで自由なRENT。
・これまでこのシーンってRogerもMimiも
お互い素直になれず拗ねてるのかと思っていたけど、
このサクラメントでは、Mimiに謝る素振りが全くないのもあって、
Rogerがやや呆れているようで、
でも最後は「そんなMimiを受け入れる度量を持ったRoger」という風に見えた。
・Angelが2人の仲を取り持つところ。
思わずJustinに目が行くほど、毎回動きが大きくて、
しかも動きが違って、見逃せなかった。

TMOLM
・Merleのこの曲もっと聞いていたい。
・2人が別れたあと、Merleが何度か体を起こして、
miss youという表情をするんだけど、
でも思いなおして伏せる演技が細かいと思った。

WY
・Happy Springが涙声。
・Kさんも書いていたけど、音響のせいでAdamの声が小さいんだけど、
ここのハーモニーって本当にキレイだと思う。

Contact
・Justinの体の動かし方が激しくて、
テーブルから落ちるんじゃないかと思うぐらい。

ICYR
・どうしたの!?こんなにぐーっと来るこの曲は初めて。
いつもよりゆっくり、一言一言かみ締めて歌うMichael。
最後にこんなすごい歌い方を持ってくるなんてずるい。

GL
・Adamがマフラーで目をごしごし。
いや、ごしごしは言いすぎ。ちょっと拭いたぐらいかな。
・All your words are nice Mimiは何度聞いても…って
これは前にも書いたけど、あまりの激しさにビクっとなる
・Merleの迫力もすごい
・Glory, One blaze of glory, Have to find…が
最後消え入りそうで、すごく心震えた。
・I hate the fallの前にため息。すごく切ないため息。
・From facing your failure…あたりのケンカのシーン。
親友同士だからこそのこの迫力なんだけど、
肩の辺りが一瞬硬直した。

WYO
・曲が始まる前のMarkの台詞のところ、Anthonyの気合が全然違う。
Anthonyっていつでもあまり調子が変わらない、
というイメージだったんだけど、このときはびっくりするぐらい違った。
大声というわけじゃないんだけど、パワフルな声でした。
・その気合のままWYOスタート
・2人のバランスがまさに黄金比。
・でもただ迫力があるだけじゃなく、ややゆったりめに歌っていて、
一言一言が丁寧で、そのせいで胸に響いてくる。
これ、今までの中でベストWYO。

Finale A
・またAndyが前の人の顔を覗き込んでいた。
何か気になるのー??
・Collinsと仲直りするRoger。
Collinsに受け入れてもらった顔が安堵に満ちた、いうか、
お兄さんに許してもらった弟、という純粋な表情でこちらまで
思わず笑顔になってしまうほど、屈託のない顔でした。

YE
・Noがほんとにあっさり。
・この曲を歌う前にAdamが咳。
・最後だからYE、ちゃんと聞いてました(笑)
・in my eyesが最高に響いていた。
・でも生き返るの早すぎ…。余韻ゼロ。

Finale B
・誰かが涙するのかな、と思ったけど全員が笑ってて、
あー、この終わり方で良かったなと思った。

このあとずーっとスタンディングオベーション。
キャストが一旦下がり、もう一度出てきてお辞儀をしたあと、
Anthonyが最後のスピーチを始めました。
「皆さん座って」というので、全員が着席。
10分近くしゃべっていたんだけど、
さすがに聞き取るのに精一杯であまり内容は覚えていません。
でも色々ビデオが出回っているので、それで見てもらえれば(笑)

印象的だったところだけメモしておきます。

Anthonyの隣にはAdamとGwen。
Anthonyのスピーチがスタート。
ここにいる3人が95年に集められSOLのリハーサルから始まって、
オフからオンにトランスファーして、僕とAdamはロンドンで半年間公演して、
映画もやって、Broadwayに戻って、
もう何度もgood byeを言ってきたけど、これが最後のgood byeです。

何度もgoodbyeを言ったけど、で、会場爆笑。
でも、あー、これがほんとにほんとに最後なんだな、と。
Gwenがずーっと涙を流していて、
Adamも目がウルウルしていて、
Adamがこうやって素の感情を表すのって初めて見たなぁと思う。
(いや、そもそも、そんなに彼のことを見たことがないんだけど)

続いてこのツアーを振り返る話をしていて、
なんと!!Anthonyが昨年の夏に日本で1ヶ月間公演して、
とてもステキな時間を過ごさせてもらって、
しかも今日はたくさん東京から見に来てくれていて本当に嬉しい、
といった内容のことを言っていました。
他にも色んな国からファンがきているのに、
あえて日本に言及してくれてちょっとビックリ。
なのでここは歓声で応えなければと思い、
「ヒュー」という歓声をあげたんですよ。

私だけ(笑)

えー、日本人30人ぐらいいたのにー!!!
あんなにSDでは積極的だったのに、なんでここは静かなのー(笑)

でも最後にAnthonyが「ありがとう。愛しています」と言ってくれて、
会場がすごい拍手に包まれました。

その後は関係者への感謝を述べていました。
バンドの中に1人、Anthonyと同じで
studioプロダクションの頃からRENTに参加している人がいて、
しかも、最初から最後までBroadwayでもツアーでも
ドラム(？)を務めていたらしく、彼が一番RENTに関わってきた人だ、
と紹介されていました。

他にもステージマネージャー、照明、音響から、
荷物を運ぶトラックの人たちにまで感謝を述べていきます。
途中プロデューサーを忘れていたらしく、
Nicoletteがちょっと遠くからAnthonyのところにきて、
忘れているよ、と耳打ちしていました(笑)
あと一度誰かの紹介のときにAdamがAnthonyに耳打ちしたことがあって、
Adamが笑っているなー、何か言ったのかなぁと思ったら
They wanted to replace Adam after the dress rehearsalと
Anthonyが言っていました(笑)
ここも会場爆笑。
Justinは途中からテーブルの上に乗って、
特に衣装さんに大きな拍手を送っていました。

そして最後にJonathan Larsonの家族
(パパとお姉さんが来ていました)にthank youをいい、
本当に最後のSOL。
もうここのGwenのソロが本当に良くって。
体の心に響く、というのはこういうことをいうんだなぁと。

そして最後に一礼したあと、舞台上ではハグとキスの嵐。
AdamとAnthonyがハグをしたときは、ぐっと来てしまいました。
みんながなかなか舞台から立ち去らず、
私もこの瞬間をずーっと見ていたいと思うほどでした。

終わったあとはとんでもない列のSD。
赤坂の最後より多かったんじゃないかと思うぐらいです。
ほとんどのキャストが出てきて、つちのこJustinも出てきて、
SDがすごい盛り上がりだったんですが。
最後の最後にAdamは出てこなかったー!!!
さっきまであんなに感極まっていたのに!!
まさかこの日に限って出てこないとは。
さすがです、Adamさん。その迎合しないところがステキです。
ちなみにこの公演で大ファンになったMerleと写真を撮ってもらいました。
彼女が、Anna Colinaのバッグを使っていましてね。
私も同じブランドのバッグを持っていたので、嬉しくなりました(笑)
Merleが持っていたやつも買おうかなぁ。

そして最後の夕食へ。
私たちの食堂、アジアンダイナーに行こうとしたんですが、
日曜のためクローズになっていまして…。
他に行くあてもなく、しばらく彷徨っていました。
途中、とんだハプニングもあり、
でもなんとかto goでご飯を作ってくれる場所を見つけ、
3人で私たちのホテルに帰り、最後のお喋りをはじめました。

もう喋りに喋って、そういえば今何時??という話になったのが朝3時頃。
私が6時にはホテルを出なければいけなかったので、
結局私が出る時間までお喋りに付き合ってもらいました。
いやー、お腹がよじれるかと思うぐらい笑いましたね。

こうして本当に濃い、そして最後の一日が終わったのでした。