Off-Broadwayで上演されていた作品が、
昨年12月10日よりOnにあがってきました。
Offからあがってきた作品だと、有名なのが
Avenue QやSpelling Beeがあるけど、それらはとても面白いので
(と言ってもスペリング…はまだ見たことないけど)
きっとこれも面白いだろうと思い、
内容はほとんど知らなかったけど、見てきました。

49th stのEugene O’Neill Theatre。
席はオーケストラのJ列の端から2番目。
前の人の座高が高くてちょっと見るのが大変でした。

Avenue Qみたいな感じでセットはいたって簡素。
そしてステージ上にも席があり、ここが一番安いので買おうかと
思ったんだけど、既に売り切れていました。
(でも、買わなくて良かった。めっちゃ目立つし、
役者さんが隣に座ったりするし、一人で座るのは緊張しそうだ)

内容はドイツの戯曲「春の目覚め」を元にしたもので、
高校生たちが「自我」について考え、性に目覚めていき、
その有り余ったパワーが、時として違った方向に向くというもの。
(もう一度歌詞を読んだり、内容を確認しないと、
完璧なストーリーはわかりませんが)
青春時代の悩みとか、希望とか、そういう類のものです。

前の日に見たMary Poppinsとは、セットの豪華さが全然違うけど、
雰囲気が幻想的だったり、青春のさわやかさがあったり、
曲もロックな部分があったりと、なかなか面白かったです。
オケピがセットの上にいるっていうセットも○でした。
あと、Sexのシーンも出てくるんだけど、
女優さんは前がオープンになり、男優さんもお尻出します。
場内が息を呑んでいたような感じです。
でも、あんまり珍しい演出じゃないけどね。

Avenue Qは今のNYを皮肉っていて面白かったけど、
このミュージカルは19世紀のドイツを舞台にしていて、
「劇」としては扱っているテーマなんかも王道なのかなと思いました。
若者に圧倒的人気があるようですよ。
確かに若い子多かったなー。
興味がある方はお早めに。
トニー賞はどうだろう。楽曲と助演はノミネートされそうな気もします。

原作をアマゾンで探そうかと思ったんだけど、見つからなかったので、
さすがにドイツ語では読めないので、なんとか見つけてみたいと思います。


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