7冊の本 その2

前のポストの続きです。

4. 無影灯 渡辺淳一

中居正広主演でのドラマが発表された時に、
これは原作を読んでみようと思って、手にした本。
すでに身内を亡くしていて、人の死というものが、
本当にあっさりと起こるくせに、どうそれを消化していくのか、
それなりに悩んだあとに読んだのだけど、
それまで想像できなかった死生観とか、
結局のところ、死を受容することなんてできないんだな、ということを
この本を通して学んだ感じ。

この本で、直江先生が自分が生きた証として
子どもを残したいと強く思うという描写が何度も出てくるんだけど、
それは男性が思うことなのか、そう思う背景にはどんなことがあるのか、
どうしても自分の中では見出すことができなくて、
「白い影」を見たらその答え合わせができるんじゃないかと思ったけど、
ドラマではほとんど描かれていなくて、がっかりしたのを覚えている。

 

5. The Devil Wears Prada

映画を見たあとに日本語の訳本を読んで、
内容がわかるから英語の原作も読んでみるか、と手にした本で、
日本語と英語で、こんなにも受ける印象が違うのか、と驚いた一冊。
本としては別にそこまでファンではないけど、
主人公の態度や、心理描写が英語だと手に取るように感じられて、
しかもテンポがめちゃくちゃ良くて、
断然英語版の方が読んでておもしかった。
(逆も然りだと思う。日本語の本を他言語で読むと、違った印象になりそう)
原作を読むのって大事だな、と気づかされた本としてリストアップしてみた。

 

6. The Great Gatsby

言うまでもない名作だけど。
大学院に通っていたときに、学部の授業だけど、
Englishのクラスをとったことがあって、
その授業でこの本の一部を分析したんだけど、
「本を読む術」をせっかく得たから、全部読んでみるか、と思って
数日かかったけど読んでみた本。

テーマやストーリーの内容だけじゃなくて、
言葉の選び方、文章の流れ方、描写の仕方を初めて楽しんだ洋書だったので、
思い出深い一冊になった。

 

7. 天地明瞭

歴史小説が好きなんだけど、
戦国時代とか、幕末とか、世の中そのものが大きく動いている
真っ只中にいる人のストーリーにはそんなに興味がなくて、
どちらかというと落ち着いた時代に生きた人のストーリーが好き。
その中でもこの天地明瞭は、
人々の関心が、生きるか死ぬか、ではなく、
どう文化的な生活を築いていくか、へ関心が移り、
価値観が大きくうねっていた時代に、
人々がどう考え、どう行動したかというのを想像しながら
読み進めていくのが、すごくおもしろかった。

ちなみに映画化されていたのを知らずに読んだから、
頭の中でこの人はこんな感じの人で、こんな風貌だったのかな、
と想像するのに余計な情報が入っていなくてよかった(笑)

 

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2 thoughts on “7冊の本 その2

  1. 何気にその2待ってましたw
    私も基本的に読書好きなんですけど、ボーイズが生まれてからほとんど読まなくなって最近また読みたいなぁと思っていたとこなので、何冊か気になるの参考にさせていただきます。私が普段読んでるのと違うジャンルなので。 って本も買えないけど(笑)

    1. >shimokoさん
      読書ってちょっとずつ読み進めていけば、別にそんなに時間取らないはずなのに、なんか忙しいと離れちゃいますよね。
      私はKindleで最近は日本の本買ってますよー。日本のAmazonアカウントと繋げてます。

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