むかしむかしの観劇

ブログをJugemから、Wordpressに移行したときに、
過去の観劇を一覧にまとめてみたのですが、
1999年、2005年、2006年に見た数本は
感想を書いていなかったり、データがなかったりしたので、
今更ですが振り返ってみようと思います。

もちろん、もうだいぶ昔の話なので、記憶は飛び飛びだし、
細かいことは覚えていませんが、
それでもそれぞれの作品で印象に残るシーンがあったので、
それを記しておこうと思います。

1999年 CATS
家族旅行で初めてNYに来た時に見た作品。
劇団○季のCATSを見たことがあり、ストーリーを知っていたので、
この作品を選び、tktsでチケットを買いました。
開演直前に買ったからか、むちゃくちゃ前の方の席でしてね。
家族は爆睡していましたが(笑)、私はあまりの動きの美しさに目を奪われ、
大興奮してみたことを覚えています。

Mistoffelees役の動きが特に美しくてねぇ。
あとアンサンブルに、むちゃくちゃ手足が長く、
CATSを演じるために生まれてきたんじゃないかというぐらい、
動きの美しい男性アンサンブルがいたのを覚えています。
SMAPの森くんにちょっと似てたんだよね(笑)

それまで日本での何本かミュージカルを見ていたのと、
ミュージカル映画は小さい頃からたくさん見ていたけど、
世界の頂点に立つ人たちっていうのは、
こんなにもレベルが違うんだな、と度肝を抜かれた経験でした。
CATSは特段好きな作品じゃないけど、あの興奮は一生忘れられない。

2005年 The Lion King
まだなかなかチケットが買えないと言われていた頃、
当時NYに住んでいた知り合いが劇場窓口に出向きチケットを用意してくれました。

これは俳優たちの体つきにまず目を奪われました。
あと、女性キャストが草や鳥の衣装を身につけて舞台を横切るところで、
そのたたずまいや全てを包み込むような美しさに感動し、
文字通り「母なる大地」だな、と思ったことを覚えています。

あと、ザズー役がめっちゃひょうきんで、タイミングがもう絶妙で。
今、俳優の名前が思い出せないのですが、
テレビで活躍している方だったと記憶しています。

2005年 42nd Street
この作品が、私のシアターゴーアーの道を開いたと言っても過言じゃないかも。
一糸乱れぬタップに圧倒され、
Julian Marsh役の色気にドキドキし、
Peggy役が田舎娘から垢抜けていく様子に引き込まれ、
Broadwayってなんて場所だ、と思った作品です。

ちなみにこれ、Bwayで見た後に、
ちょうど来日公演が来ていたので見に行ったのですが、
来日公演だと、結構タップがバラバラで。
余計、Broadwayはすごい、と思わされた体験でした(笑)

2005年 Beauty and the Beast
42ndを見た日に、もう一本見ようと初めてマチソワしました。
これは知ってる内容だし、ディズニーだからわかりやすいだろうと
思ってみたんだけど、マチネに絶え間ないタップを見てしまったせいで、
ちょっと音に物足りなさを感じたかな。
でも、映画と同じようなシーンもあれば、
ミュージカルになるとこう変わるのか、と見ながらワクワクした作品。

ちなみにこの作品はガストンが良かった。

そう、2005年の観劇は、必ず「恋に落ちてしまう」役者さんがいたのです。
Lion Kingはザズー、42ndはJulian Marsh、B&Bはガストン。
歌がうまいのはもちろんの事、色気もあるし、表情がとても素敵でねぇ。
でも何より、そのキャラクターへのハマり具合がすごかった。
当時はまだ恋に落ちるハードルが低かったのかもしれませんが(笑)、
作品がすごい上に、さらに必ずその中でもキラッと輝く人がいて、
これがこれ以降毎年NYに行くきっかけになったような気がします。

2006年 CHICAGO
映画と比べると、結構地味なんだなーと思った記憶。
ずっと舞台上が暗いですしね。
指揮者がちょっと演技に絡む、
というのがおもしろかったな、というぐらいしか覚えてない。

2006年 The Phantom of the Opera
これも映画を見た後に舞台を見たのかな。
クリスティーヌがちょっと老け顔で、
映画と比べるとあんまり可憐な様子がなかったと記憶しています。
生オケは体に音が響いていいなと思ったけど、
これはなんか、わー!と思う俳優さんがいなかったなぁ。

2006年 Hairspray
確か当時NYLYで何を見たらいいかと相談したら、
この作品をオススメしてもらって見た作品でした。
確か最前列で見たのよね。
ダンスの汗は飛んでくるわ、パンツは見えちゃうわ、なかなかの迫力でした。
思わず口ずさんじゃうメロディがあって、
ダンスも古いような新しいような独特な振り付けで、
すごく楽しかったのを覚えている!
あと、お父さんのお店の仕掛けも鮮明に覚えている(笑)

そしてLink役だった俳優がそこまでかっこよくなかったよねぇと
一緒に観に行った妹と話していたんだけど、
その後何度も「イケメン枠」でこの人を見ることになるとはこの時は思わなかったな。
あ、ちなみにRichard H. Blakeね(笑)


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