25年11月London:カンタベリーへ

26日水曜日。3日目。

この日はカンタベリーに日帰りで行くことにしていました。
今回の旅行で、ロンドンを起点にしながら、いくつか日帰りで
行ける範囲の町にも行ってみようと思っていて、まず決まったのがカンタベリー。
イングランド国教会の総本山でもあり、
またキリスト教の歴史が興味深く、行ってみることにしました。

朝にPaddington駅からKings Cross駅までTubeで。
St. Pancras駅に移動し、Southeasternを使ってカンタベリーに向かいます。
ユーロスターもここから出るなど大きな駅で、
電車の時間よりも少し早めに着くように向かいました。
Southeasternの乗り場はエスカレーターを上がった2階です。

電車に乗っているのは1時間弱。
Canterbury Westという駅に着き、Westgateを通って町の中へ。

隣にWestgate Gardenがあり、春は花がきれいだそう。
11月でも、雰囲気の良さは伝わってきます。

町に入るとすぐにEastbridge Hospital of St Thomas the Martyrがすぐに見えてきます。

12世紀に建てられた古い意味での病院で、
当時は巡礼者のための宿泊施設だったそう。
中も見てみたかったのですが、工事中で入れませんでした。残念。

さらに歩いて行って、まずはカンタベリー大聖堂へ。

入場チケットを買うのに並んでいると、
10:30amからGuided Tourがあることが判明。
入場料が£27ぐらいだったのに、ツアーは£5。
これはせっかくだから聞いてみようと、ツアーも購入しました。

ツアーはなんと90分もありました。
参加者は3人のみだったのですが、
私がイギリス人ではなく観光できたとわかると、
歴史についても補足しながら説明してくれて、とても充実したツアーでした。

カンタベリーは597年にローマ教皇の命を受けて、聖オーガスティン(アウグスティヌス)が
この地にやってきて布教を始めたことから始まります。


Archbishop(大司教と訳すのかな)の一覧
今の大聖堂ができたのは11世紀ですが、聖オーガスティンがこの大聖堂を建てました。

教会の先端(メイン)に近づくほど、段差が高くなっており、
階級の高い人しかメインに近づけない設計になっているそうです。


中央の尖塔の裏も模様がきれい

宗教と政治、宗教とお金は結びつきが強くなりますが、
ここの大聖堂は運用がうまかったらしく、ペストが流行った時も
貴族に寄付を募り、お礼の紋章を飾るなどして乗り切ったそうです。

回廊の上の屋根も、ペスト前は紋章なしなのに対し、
ペスト後は天井にたくさんの紋章を見ることができます。


回廊

私が一番きれいだなぁと思ったのが、このチャプターハウス。
天井のこの模様!

第一次世界大戦か第二次世界大戦の時の会議にも使われた、
というようなことを言っていたかと思うのですが、
今調べたら、どちらかというと避難用に使われたようなので、思い違いかもしれません。

カンタベリー大聖堂といえば、司教のトマス・ベケットが、
国王のヘンリー2世とのいざこざが原因で、騎士4人に暗殺されるという事件があり、
殉教したベケットを巡礼するための聖地として人気が出たそうです。

殺害現場

今でもこの聖堂の地下に安置されていて、1階の同じ位置にろうそくがたてられています。

またベケットが起こした奇跡(病気を治すなど)がステンドグラスにも描かれています。

4コマ漫画でその奇跡を説明しています

また100年戦争で活躍した黒太子が安置されており、
彼の剣城や服装もされているなど、歴史的にも興味深い場所です。

カンタベリーはもともとカトリックだったのですが、
ヘンリー8世が離婚を認めさせるためにカトリックを解散させ、
イングランド国教会になるのですが、
ガイドの説明によると、教会はお金を持っているので、そのお金が欲しかった、
という裏(?)の目的もあったそうです。

あと特筆すべきはステンドグラスが本当にきれいなこと。
時にこの日は晴れていたので、きれいな光が差し込んでいました。


ちなみにこれは中でも新しいステンドグラス。
ディズニーみたいだ、とよく言われるそうですが、
ハンガリーの人が作ったステンドグラスだそう。
ちなみにハンガリーからディズニーに就職する人が多いらしいです。

またここは一時、フランスから宗教弾圧で逃げてきた人を受け入れていたそうで、
今でも英語とフランス語でミサを行うそうです。
教会は皆のもの、誰も排除してはいけない、という
教会のあるべき姿を今でもきちんと守っているんだ、と
係の女性がすごく誇らしく言っていました。

カンタベリー大聖堂はここまで。
まだカンタベリー観光は続きます。

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