今日TBSでプロ野球のチームから戦力外になった選手の特集をやってたんだけどね。
彼らが合同トライアウトを受けて、どういう道に今後進むのか…。
それを追う番組でした。

4人ほどピックアップされていたんだけど、
今日はその中の1人で巨人を戦力外になった川本投手の話。

川本はうちらと同じ82年生まれの22歳。
高校時代は甲子園にも出て活躍していたんだけど、
でもプロに入ってからは伸び悩んで、結局4年間で一度も
1軍で投げられなかった。投げられなかったどころか、
1軍に昇格したこともなかったのね。

彼には去年結婚した奥さんがいて、しかも10ヶ月の子どももいてさ。
今年は家族のために頑張るって言ってたんだけど、うまくはいかなくて…。
22歳ってさ、番組の中でも言ってたんだけど、
普通なら大学を卒業して、これから働くかぁっていう歳じゃん。
でもその他の人が働き始める前に職を失っちゃったわけよ。
本当ならね、がむしゃらに野球をやっていたい時期というか、
まだ若いからこれからやれば何とかなるって思う時期なんだけど、
川本の言葉を借りるなら、「家族がいるから、そうも言ってられない」。

合同トライアウトは2回行われるんだけど、
だいたい球団が目星をつけている選手には1回目終了後に
何かしらコンタクトがあるんだって。
でも川本にはそれがなかったから、野球を諦めて
一般企業の見学に行く予定とか立ててたの。
本当は野球がやりたいんだけど、野球を追い求めすぎて、
フリーターになることだけは絶対にできないって。家族があるから。
一応2回目、最後のトライアウトは受けて
そこでダメなら諦めるつもりだったらしい。

結局ね、以前巨人のコーチだった人が台湾で審判をやっている
日本人の人に川本を紹介していてくれて、日本国内はダメだったんだけど、
トライアウトをその人が見て、台湾のプロ野球に行くことになったの。
これでめでたしめでたし…なんだけどさ、
22歳で同じ年齢の人が、自分のやりたい道と家族のことを考えたときに
進んだ方がいい道との間で揺れていている姿っていうのはちょっと衝撃的だった。
プロの世界は厳しいから仕方ないんだけど、
でもうちらはこれから新しい世界に飛び込んで、
で、頑張っていこうって思っている時期じゃん、今って。
それが22歳でもう今後の人生をどう設計していくかっていう岐路に
立たされていてさぁ。なんか言葉が出なかった。

18歳でプロ野球の世界に入って、大舞台で活躍するのを夢見て、
でもたった4年でその夢から現実に引き戻されて、
さぁこれからどうやって生きていく??
なんてさ、考えられないよね。
22歳でそういう現実って受け止められるのかなぁって考えちゃったよ。

だから台湾の球団に決まったっていうのをテレビで見たときは、
なんだかものすごく安心した。
自分のやりたい野球もできるし、家族のために稼ぐこともできる、
最高の結果だったからね。
ほんと新しい世界で頑張って欲しいよ。
同じ22歳として、まだ夢を見ていて欲しいなぁって思った。
日本から台湾に場所はかわるわけだけど、野球っていう点では一緒だしね。

まぁ、そんなことを思った1時間でした。

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