11/29/2025 3pm
The Mousetrap
St. Martin’s Theatre
Stalls H3 £25
枠を全部使うのではなく見たい作品があれば見よう、
ぐらいの意気込みで行ったのに、結局2回もマチソワをしてしまいました。
土曜のマチネはアガサ・クリスティーのThe Mousetrap。
West Endで最も長い期間上演されているプレイで、なんとそのオープンは1952年。
途中、Covid-19で中断はあったものの、2025年3月には30,000回目を達成。
今もその記録が伸びています。
ロンドン滞在中に、この作品の75周年か何かを記念して、
ツアーが開始されます、というニュースを見て、
もともとは予定に入れていなかったけど、見に行くことにしました。
プログラムを買ったら、バーに持っていったら、
今日の公演回数をスタンプしてくれるよと教えてもらったので
スタンプを押してもらいました。

ミステリー作品なので、事前の情報を一切入れずに行きました。
カーテンコールで最後にキャストから
「ネタバレしないでね」と言われるのですが、
犯人が分かったうえで見るのもまたおもしろそうですね。
もともとは王太后メアリー・オブ・テックの80歳の誕生日を祝うラジオドラマとして
1947年に「Three Blind Mice」というタイトルで上演され、
1951年に戯曲化されたそう。
大雪の日、若い夫婦がロンドン郊外にゲストハウスをオープンします。
ラジオからはロンドンで殺人事件が起き、その犯人が逃亡中との報。
そんな中、もともと予定していた宿泊客と、
一人、雪で立ち往生した人が泊まりに来て、ストーリーが進んでいきます。
Act1はゲストハウスの様子と、
宿泊客の会話で登場人物の人となりがわかる流れ。
そんな中、刑事がやってきて、ロンドンで起きた殺人事件と
このゲストハウスの関係を説明し、
ロンドンの被害者は1匹目のターゲット、
犯人は2匹目、3匹目のネズミをここで狙っていることが明らかになります。
Act1の最後でここでも殺人事件が起き、
Act2は犯人は誰なのかを探っていく内容です。
ミステリー小説に慣れていなくても、わりと犯人はわかりやすかったかな。
でも、なぜ2匹目のターゲットが殺されたのか、
犯人と3匹目のターゲットの関係は、途中の会話などにヒントはないので、
最後の最後まで見ないとわかりません。
セットはゲストハウスの1階のみ。時間は1日、登場人物は8人。
この限られた設定の中で、
そこでの会話をひたすら注意深く聞いて犯人を推理していくのは
なかなか脳が疲れましたが、巧妙に犯人ではない人が犯人に見えたり、
思いがけない関係性が浮き彫りになったり、構成がとてもおもしろかったです。
ネタバレはご法度なので書きませんが、古き良き推理もの、という感じでした。
そして会話を聞きながら自分も推理するのはなかなか脳が疲れるけど、
ランニングタイムが長すぎないので、最後まで集中して見られました。
ちなみに75年前から使っている小道具もあるそうで、
詳しくはプログラムに載っているので、購入をおすすめします。