11/27/2025 Thu 7:30pm
The Producers
Garrick Theatre
Row AA Seat 10 £25.00
一番前の席だったので、ややステージが高かったのですが、
かなりチケットがお安く買えました。
The Producersは、Broadwayにドはまりするのきっかけになった作品。
もともとツアーカンパニーを東京で見たのですが、
あんまり良いと思えず…。
品がなくて、なんでアメリカはこんなのが爆発的人気を得たんだと疑問でした。
が、OBCが多く揃った映画版がとても刺さって、
映画は何度も何度も見たし、
これはBroadwayで見なければいけない作品だと思い
Bwayでも2回見ました。(ちなみにLeo BloomはRoger BartとFoster Hunterでした)
キャストアルバムを聴きこんだのも、
台本を隅から隅まで読んだのも、この作品が初めてです。
そのぐらい思い入れがある作品。
でもBwayでもまだリバイバルをやっていないので、
2006年?2007年?を最後に
この作品を舞台で見る機会がありませんでした。
今回見たWEのプロダクションは、Chocolate Factoryでやったあと
West Endにトランスファーされたもので、
ちょうど私が見た日は100回目の公演でした。
2001年からもう四半世紀経っているので、
当時の大ヒット作品を今見てもおもしろいのか、今も笑えるのか、
若干不安も交じりながら見に行ったのですが、
ストーリーに特に何か変化をつけたところはなかったように思います。
(オーディションシーンで、Carmenが名前をフレンチ風に発音するところがなかった)
良かったのはLeo Bloom役のMarc Antolin。
Bloomする前のCowardな時は、ライカブルだし、
I wanna be a producerでは、きれいに踊っていて、
これからBloomするという期待感を醸し出していました。
あと顔芸じゃなく、表情が豊か。
眉毛がしっかりしているのもあって、表情・感情がわかりやすいし、
Leoが成長するジャーニーを一緒に体験していける感じがありました。
あとUlla役が、あんまりバカっぽくなくてよかった。
英語は苦手だけど、とってもしっかりした女性。
この描き方は、Bwayでやっていたときと少し違って好きでした。
でも一方で、OBC(私は映画だけだけど)を見てしまっていると、
俳優に弱さを感じてしまいました。
特にRoger de Bris。
Gary Beachみたいな余裕と品がなくて、
特に劇中劇のHitlerのシーンがおもしろくないの。
Hitlerが妖艶な感じもないし、叫んでいるだけに見えてしまって。
歌もそうでもなかったのが、より好きになれなかった原因。
あとで、あとで書くけど、演出とか演技ではなく、
セットに笑わせようとする点を持ち込んだせいで、
余計ここがイマイチに見えました。
Carmen Ghiaは、キャラが立っててよかったんだけど、
Roger de Brisがイマイチで、Carmenがもったいなかった。
あとMaxが、Broadwayでヒットを飛ばしたプロデューサーに見えないし、
どちらかというと、初心者っぽい。
もう少しキャスティングに凝って欲しかったな。
キャスト以外で一番好きになれなかったのは、
Roger de Brisの家の装飾やチームの衣装。
キャストを彫刻像として使っていたんだけど、股間をすごく強調したり、
チームメンバーの衣装も、一昔前、二昔前だったら、
こういう方法で笑っていたんだろうけど、2025年にこれはないわー。
しかも彫刻をSpring timeにも出してきて、辟易だったし、笑えなかった。
2025年だから、古いステレオタイプはやめて、
おしゃれに昇華して欲しかったよ。
ここらへんをどう2025年版にするのか楽しみにしていたんだけど、
なんなら2001年版より品がなかったですね。
あと衣装でいうと、wearing nothing but pearlsって歌っているのに、
コーラスガールがその衣装じゃないのが残念だった。
一方で振り付けは舞台が狭い、あとアンサンブルの人数もBwayより少なくて、
そこの物足りなさはあったけど、でももともとの華やかさは引き継いでいたし、
ハトが出てくるところは大爆笑でした。
この作品が好きだからこそ、
Bwayに持ってきてくれないかなーと期待していたのですが、
これはちょっと難しそうね。
おもしろかったら2回見ようかと思っていたんだけど、結局1回で十分でした。
Bwayでの再演はまた違う機会かな。
