2025年観劇5本目:Operation Mincemeat

2/26/2025 Wed 8pm
Operation Mincemeat
Golden Theatre
Orchestra O9 $30
★★★★★

プレビュー中のオケ席を$30で売り出すというキャンペーンをやっていたので
それで買ったチケットでの観劇です。
West Endで大成功のミュージカルが、キャストそのままにBroadwayにTransfer。
一度見てハマってしまい、もうすでに3回見たので、
1回目だけの記憶を思い起こすのは難しいですが、
見た回全て別々に記録を残しておこうと思います。

WWⅡのときに本当に行われた、Operation Mincemeatと命名された、
イギリス軍がSicilyに上陸するのに、被害を最小限にするために、
そこにいたドイツ軍を「嘘情報」で動かすための作戦を、
女性3名男性2名の俳優が性別を超えいろんな役を演じながら進めていきます。

もうね、1曲目からわくわくするんですよ。
MI5という作戦を決行した諜報機関の部隊を紹介する曲から始まるのですが、
リードする選ばれし我々という、なかなか自信満々なMonteguの様子と
Charlesのちょっと間の抜けた感じの対比がパッとわかる構成になっていて、
かつ楽しい曲調で、全員が出てきて、あ、これ楽しそうな作品だ!と
すーっと物語に入っていけます。

このストーリーの主人公であるMontaguが、
どこか鼻持ちならない感じなのがあちこちで出てくるんだけど、
女性が演じることで、そしてNatasha Hodgsonが演じることでライカブルになります。

私は特にTheater Backgroundがあるわけではないけど、
彼女が演じるMontyが良くて、Montyが私のDream Role No.1に踊り出ました(笑)
そのぐらい私は彼女のアプローチが好きでした。

そして、この作品のすごいところは、全員がとても良いところ。
正直、彼らよりも歌や演技の上手い人はたくさんいる。
でも自分たちで作って、自分たちで演じて、
小さい劇場から徐々に大きいところにトランスファーして、
ずっとやってきているメンバーなので、息がぴったりなのはいうまでもありませんが、
メインのどのキャラクターにも個性あって、そして全員が好きになるんです。

この日たまたま、Broadwayの作品にも何度も出たことがある元俳優の方と席が隣になり、
インターミッション中に話をしていたのですが、
プロの視点から見ると、5人がほぼ出ずっぱりなのに、
全てのキャラクターを、常に演じているのがすごい、と言っていました。
普通は舞台裏で、もっとキャラクターを変えるための時間が必要だそうです。

全体的に、色々詰め込んでいて、
それなりにどのシーンも何かしら過多なところがあるんですが、
でもそれを過多と感じさせないのが、このプロダクションのすごいところ。
やりすぎと、どのシーンもおもしろい、のそのわずかなところをずーっと進んでいきます。

でも引き込むところはきちんと作られていて、
特にDear Billは、泣くシーンではないと思っていたのに、
歌詞と演技が進むごとに、ぐーーーと引き寄せられ、
歌の途中から涙が止まりませんでした。
この曲、今シーズンのベストソングでしょう。

あとUsefulも、笑いを交えつつも、
仕事で認められたい、という永遠のテーマ(?)が
歌われているのがいいです。
ちなみにこれを見たあと、どこかで見たのですが、
この作品のファンが、HesterをもっとRecognizeするべきだと、
彼女のお墓にプラックを飾ったそうです。こういう話もいいですね。

とにかく最初から最後まで楽しくて、
見終わった後に、The Book of Mormonを見た後のような気持ちになりました。
これ、隔週で見たい(笑)
そのぐらいどハマり。

次のポストからは、シーン毎に印象的だったことを書いていこうと思います。

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