07/06/2026 Sat 8pm
Cats The Jellicle Ball
PAC NYC
Runway Seat CC104 $100+手数料
今回もTheatr Appでチケットを手に入れての観劇です。
半額ぐらいで買えたのでラッキーでした。
CatsはBroadwayで初めて見た作品なので、
私にとって好き、嫌いを超えた作品で、見に行かないといけないもの。
でも結構チケットの金額は高いし、迷っていたら、
先に見に行った方々の感想が凄ぶる良い。
これは見に行かなくてはと、行ってきました。
Ballroomを舞台にしたのが今回のCats。
BallRoomとはブラックやブラウンの人たちによってNYで50年前に作られた
LGBTQ+のカルチャーで、トロフィーや賞金をかけて、
決められたカテゴリーやテーマに沿って、Runway(Catwalk)で歩き方や踊り方を競う場所。
LGBTQ+の人たちは「ハウス」と呼ばれるグループに属し、
そこのHouse Mother、House Fatherが、
集まってきた「子ども」たちに、歩き方、踊り方をメンターし、
コミュニティーを形成してしていたそう。
Catとは、QueerやAllyを指すスラングでもあります。(WikiやPlaybillを参照)
今回のCatsの楽曲や役名はそのままに、
Catwalkでテーマに沿った衣装やダンスを披露する、という設定になっていて、
例えばMungojerrie&Rumpleteazerは、Duo Performance対決、
Old DeuteronomyはBody対決、
Skimbleshankes (The Railway Cat)は、新旧対決、と言った具合。
メインのキャラクターが踊るのですが、そこに数人加わり、
Competitionを行い、誰が良かったかジャッジするという設定になっていました。
この設定を考えついた人、天才!
もともとCatsはCatsで、ユニークだったし、
猫を表現するというおもしろさと珍しさがあったけど、
これを全く別の設定にするという着眼点がすごい。
CatsとBallroomには、Transition、Self-Acceptance、
そして自分で自分の名前を決める、といった共通点があると、Playbillに書かれていましたが、
そう言われてみると、共通点がたくさんあって、Catsを使う意味が見えてきます。
Catsがこんなに進化するのを見られてほんとに楽しかった。
パフォーマーは、Broadway経験者は少ないものの、
ダンス、歌ともに見応えたっぷり。衣装も豪華。
そして何より、観客がわーわー、ヒューヒュー言いながら見るのが楽しかったです。
いい決めポーズがあると、Yaaaaaaaas!!と盛り上がったり、
センスを広げて振ったり、観客もRunwayを見ているような感じで盛り上がります。
私も盛り上がりすぎて、見終わった後は少し喉が痛かったです(笑)
でもそのぐらいヒューヒュー言いたくなる舞台でした。
GusのところでHouseを作り上げた人たちをスクリーンを使ってフューチャーし、
かつGus役は50年以上有名なHouseで活躍している人、
GrizabellaにもBallroomのアイコンをキャスティングするなど、
Ballroomカルチャーへのリスペクトもありつつ、
Ballroomカルチャーとミュージカルカルチャーが見事に融合していました。
こういうことを考える人がいるからNYCはすごいですね。