昨日ゼミの友達が「社学とは何ぞや」という、
何かの広報用の文章を頼まれており、それを見せてもらいました。
というか、見てどう思うか教えてと言われました。
社会学っていうのは、一体何をやっているの??と
言われても、コレという答えがなく、
人と人が関われば何でも社会学なわけです。
例えばまた別のゼミの友達は卒論のテーマで「負け犬」に
ついて調べたんだけど、「負け犬」を例に挙げるなら、
何故30代女性があのような生活を送っているのかを考える際に、
・経済事情
・就業事情
・家庭環境
・ジェンダー
・結婚事情
とまぁ、いくつもポイントが出てくるわけです。
それを全部調べて社会学になると言うか…。
(この例は「経済社会学ゼミ」の中の一例なので、若干経済寄りなんですけども)
うちの大学の社学だと、経済社会学ゼミの他に
・文化について
・都市空間について
・ジェンダーについて
・生活構造について(生活パターンや生活時間の変化など)
・集団について
・階層について
・経営について
などなど、人がいれば全て社会学になると言っても過言じゃないぐらい、
色んな研究分野があって、上記のようなゼミがあります。
イメージしづらい分野があれば、改めて説明加えます。
つまり「この範囲内」という限りがなくて、説明がしづらい。
この社会学というのをどういう風に友達が説明するんだろうと思って、
大変興味深くその文章を読ませてもらったんだけど。
やはり導入部分は社学を説明する場合、決まり文句とも言える
「社会学を一言で説明することはできません」から始まっているんだけど、
彼女がポイントにしたのは「いかにエネルギーがあるか」。
これが社学生にとっては大切だと書いていました。
つまり社学っていうのは研究テーマが広い分、
自分で「こういうことを調べたい」と具体的に思わないとやっていけない。
卒論のテーマ一つをとったって、同じゼミの中でも
・負け犬について
・アメリカでのマイノリティに向けた広告について
・スタバとタリーズの戦略の違いについて
・アメリカ移民内の経済格差について
・ブランド力を高めるコミュニケーションについて
・占いを取り囲む人のネットワークについて
と、まぁ経済寄りではあるものの、「経済」と「社会学」に
関することだったら何でもOKだから、自分の興味はコレですと
アピールできないとダメなわけです。
その自分の興味をきちんと見つけられる力があるか、
そして調べていくヤル気があるか。
そういうことをエネルギーと呼んでいて、それが必要だと書いてました。
とりあえず一通り読んだだけだったから、あまり詳しくは
その文章を覚えてはいないんだけど、良く社学生のツボを
おさえた文章を書くなぁと思いました。
今後社会に出るにあたって、ぶっちゃけ社学って
そう重要な学問じゃないと思う。
経済とか政治とかそういうのを全て勉強して、
それにプラスα的な要素しか付け加えられない学問です。
しかも不況になると、まず切られるのが「社会学的研究」なんだよね。
でも人ってこの世の中からなくならないわけで、
しかも一番根本というか基本の部分だから、
そういう人の関わりについての学問をやれたのは面白かった。
なんてことを昨日、その友達の文書を読んで思いました。
ちなみに彼女は東洋経済社に行って、経済誌の広告部門をやるそうです。
文章が上手で、インタビューというか、話を引き出すのがうまいから、
きっとその分野で活躍してくれるはず。
あまり好きではない学科の友達の中で(笑)
これからもずっと連絡を取り合いたい1人です。